2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
1980年代において、筆者がロックを聴く上で最大の情報源としていたのは雑誌であり、当時は『MUSIC LIFE』や『音楽専科』を毎月買っていて、これらの雑誌に載った新譜や旧譜の紹介記事を読んで購入するレコードを決めるのだが、何しろ雑誌というのは当たり前…
「デトロイト・テクノにおける三巨頭」とは、Derrick May〔デリック・メイ〕、Kevin Saunderson〔ケヴィン・サンダーソン〕、そして、今回取り上げているJuan Atkins〔ホアン・アトキンス〕のことである。 この3人は「ビルヴィレ・スリー」とも呼ばれており…
ブルースの世界で「3大」と言えば、B.B. King〔B.B.キング〕、Albert King〔アルバート・キング〕、Freddie King〔フレディ・キング〕から成る「3大キング」が真っ先に思う浮かぶだろう。 しかし、「盲目の3大ブルース・マン」といのものけっこう有名で、こ…
バンド名が単語三つで構成されているバンドにはゴシック・ロックが多いような気がする。 ALIEN SEX FIEND〔エイリアン・セックス・フィーンド〕、SEX GANG CHILDREN〔セックス・ギャング・チルドレン〕、SOUTHERN DEATH CULT〔サザン・デス・カルト〕、DEAD …
1970年代はロックの黄金時代であり、「3大ハード・ロック・バンド」と言えば、LED ZEPPELIN〔レッド・ツェッペリン〕、DEEP PURPLE〔ディープ・パープル〕、BLACK SABBATH〔ブラック・サバス〕を指す。 いずれもロックの歴史に名を刻んだ凄いバンドだが、世…
女性ボーカル・グループに興味を持った切っ掛けは、THE BEATLES〔ザ・ビートルズ〕の1stアルバム「PLEASE PLEASE ME」に収録されていた"Baby It's You"がTHE SHIRELLS〔ザ・シュレルズ〕のカヴァーだということを知った時だった。 当時の筆者は中学2年生くら…
筆者がロックを聴き始めた時期は1980年代前半であり、英国のアーティストが世界的に人気を博していた第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの頃だ。 そこからニュー・ロマンティックや、更にマニアックなポストパンクやニュー・ウェイヴのアーティストも聴…
「Punk is attitude, not style(パンクはスタイルではない、姿勢だ)」・・・これはJoe Strummer〔ジョー・ストラマー〕が言った有名な言葉であり、パンクの本質を見事に言い切った名言である。 1977年に英国で興ったパンク・ムーヴメントは極めて個性的な…