2021-01-01から1年間の記事一覧
今回取り上げているアルバムは、アイルランド出身のギタリスト、Bernie Tormé[バーニー・トーメ]の「ELECTRIC GYPSIES」というアルバムなのだが、実質的にはELECTRIC GYPSIES[エレクトリック・ジプシーズ]というバンドのアルバムだ。 Bernie Torméと言え…
今回取り上げているTina Turner[ティナ・ターナー]の5thアルバム「PRIVATE DANCER」は筆者にとっての「想い出のアルバム」だ。 1984年にリリースされたアルバムであり、筆者が15歳(中3)の時に出会ったアルバムなのだが、とにかく、このアルバムは大ヒッ…
平日に筆者が音楽を聴ける時間は通勤中(door to doorで約60分)に限られる。 当然ながら、会社にいる間は仕事をしており、帰宅してからはシャワーをした後、寝る直前まで仕事を続けている(夕食は食べない)。 こんな生活なので、音楽を聴ける通勤中は、筆者…
英国で1990年前後に勃発したダンスとロックの融合を目指した一大ムーヴメントであるマッドチェスターを代表するアーティストと言えば、その名称の由来でもあるマンチェスター出身のTHE STONE ROSES[ザ・ストーン・ローゼズ]、HAPPY MONDAYS[ハッピー・マ…
英国のハードコア・パンク・バンドNAPALM DEATH[ナパーム・デス]からは凄いバンドが派生しており、一つはメロディック・デス・メタルの始祖であるCARCASS[カーカス]、そして、もう一つは今回取り上げているドゥーム・メタルの帝王CATHEDRAL[カテドラル…
テクニカルなギタリストのアルバムが好きだ。 これまでこのブログでは、Yngwie Malmsteen[イングヴェイ・マルムスティーン]、Chris Impellitteri[クリス・インペリテリ]、Joe Satriani[ジョー・サトリアーニ]、Richie Kotzen[リッチー・コッツェン]…
このブログでは、ごく稀にジャズを取り上げるのだが、しばらくの間、ジャズから遠ざかっているような気がしたので、調べてみたところ、かなり昔の2019年5月19日に#0202でジャズ・フュージョンのWEATHER REPORT[ウェザー・リポート]を取り上げたのが最後だ…
母体のバンドやグループよりも、そこから派生したバンドやグループの方が好きになるケースがけっこうな頻度であったりする。 いきなり話が横道に逸れるが、筆者の中では、正式メンバーだけで自分たちの曲をライヴで再現できる集合体のことをバンド、正式メン…
1970年代は名盤の宝庫だ。 特に1970年代の中期には手に負えない名盤が固まっているいるような気がする。 今パッと思いついた名盤を米国に限って列挙してみても、Bruce Springsteen[ブルース・スプリングスティーン]の「BORN TO RUN」、AEROSMITH[エアロス…
RUSH[ラッシュ]というバンドを聴いてみようと思ったのは1989年だったような気がする。 記憶が確かなら、筆者は1982年から洋楽を聴き始めたており、RUSHはカナダを代表する大物ロック・バンドなので、名前だけは洋楽を聴き始めた頃から知っていたのだが、当…
Johnny Thunders[ジョニー・サンダース]は新たなキャリアをスタートさせる時に必ず名盤をリリースするミュージシャンだった。 NEW YORK DOLLS[ニューヨーク・ドールズ]の1stアルバム「NEW YORK DOLLS」(1973年)、THE HEARTBREAKERS[ザ・ハートブレイ…
筆者は女性ミュージシャンが好きだ。 最初に好きになった女性ミュージシャンはKate Bush[ケイト・ブッシュ]であり、自分の中では彼女を頂点としつつ、この歳になるまで色々な女性ミュージシャンを聴いてきた。 どの女性ミュージシャンを聴いても常に感じる…
2001年から始まった21世紀も今年で10年になる。 既に20世紀は「今は昔」となった。 最近、自分の中で20世紀の記憶が薄れていくのを感じて仕方がない。 しかし、過去を忘れるということは、それだけ今が充実していると思うようにしている。 今回取り上げてい…
今回取り上げているTHEN JERICO[ゼン・ジェリコ]は英国のロック・バンドだ。 1987年に1stアルバムの「FIRST (THE SOUND OF MUSIC)」をリリースしているのだが、今回取り上げているのは2ndアルバムの「THE BIG AREA」だ。 このバンドがデビューする時は、日…
真偽のほどは定かでは無いが、今回取り上げるREEF[リーフ]というバンドの名前は、あの英国ブルース・ロックの最高峰であるFREE[フリー]のアナグラムだという話を何かの記事で読んだ記憶がある。 英語の場合はREEFのFを先頭に移動させるとFREEとなり、日…
James Blunt[ジェイムズ・ブラント]の"You're Beautiful"が大ヒットしたのは2005年なので、もう16年も昔のことだ。 2000年以降の西暦の数値を見ると「まだ最近」と思えて仕方がないのだが、2000年に生まれた人は今年で21歳になるので、2005年の出来事とい…
最近はロックを聴くことが殆ど無くなってきたのだが、先月、「久々にロックらしいロックを聴いてみよう」と思い立ち、選んだ1枚がGRAND FUNK RAILROAD[グランド・ファンク・レイルロード]の2ndアルバム「GRAND FUNK」だった。 その時に「ロックらしいロッ…
このブログでは何度かドラムン・ベースの名盤を取り上げてきたが、今回取り上げているAdam F[アダム・エフ]の1stアルバム「COLOURS」も1990年代におけるドラムン・ベースの名盤だ。 改めて1990年代という時代を振り返ってみると、筆者にとっての1990年代と…
今回取り上げているMaxwell[マックスウェル]の1stアルバム「MAXWELL'S URBAN HANG SUITE」がリリースされたのは1996年だ。 当時の筆者は27歳だったのだが、それまで好きだったロックから離れ始めた時期に出会ったアルバムである。 このアルバムの前年(199…
今回取り上げているアントニオ・ヴィヴァルディ[Antonio Vivaldi]のヴァイオリン協奏曲集「四季」と言えば、バロック音楽のみならずクラシック音楽の定番だろう。 とりわけ、この曲の幕開けとなる「春」の第1楽章で奏でられるヴァイオリンのメロディは多く…
筆者は、ここ数ヶ月でロックへの情熱がジワジワと無くなりつつある。 休日にはロックよりもクラシックやエレクトロニカを聴くことが多くなり、この状態が続くと数年後には日常的にロックを聴かなくなる日が来るような気がしてならない。 それ故、ロックへの…
去年、2020年は、英国・サウサンプトン出身の女性シンガー、Foxes[フォクシーズ]が久々の音源となるシングル"Love Not Loving You"をリリースしてくれた年である。 2016年の2ndアルバム「ALL I NEED」以来なので、約4年ぶりの音源リリースとなるわけだ。 2…
今回取り上げるのは米国のプログレッシヴ・メタル・バンド、TOOL[トゥール]の3rdアルバム「LATERALUS」だ。 TOOL、凄い、最高、以上。 これで終わりにしたいくらい、TOOLというバンドは1990年代以降のロック・シーンにおいて、桁違いの存在感を放つ。 TOOL…
もし、今回取り上げているNATIONAL PASTIME[ナショナル・パスタイム]というバンドを知っている人が居れば、その人は筆者と同世代(2021年現在でアラフィフ)で、1980年代の洋楽雑誌を読み漁っていた人ではないだろうか。 このブログで取り上げてきたアー…
TERRORVISION[テラーヴィジョン]は、英国、ウェスト・ヨークシャー出身のロック・バンドだ。 TERRORVISIONは1993年に1stアルバムの「FORMALDEHYDE」をリリースしており、筆者はそれをリアルタイムで購入して聴いたのだが、予想していた音とだいぶ違ってい…
Ed Sheeran[エド・シーラン]は間違いなく今世紀にその名を遺す天才ソングライターだ。 彼がデビュー・アルバムの「+」をリリースしたのは2011年である。 このブログで度々書いてきたとおり、筆者は2000年以降に登場したアーティストを積極的に聴いてこなか…
筆者は自分のブログに「ロックン・ロール・プリズナーの憂鬱」というタイトルを付けているが、実はそれほどロックン・ロールをネタとして取り上げていない。 筆者がブログを始めた理由は、文を書く習慣を付け、文を書く練習をしたかったからだ。 筆者は仕事…
聴いた瞬間に不安定な心理状態となり、心がざわめき立つドラムン・ベースの名曲と言えば、筆者の中ではPLUG[プラグ]の"Me & Mr Jones"と、Photek[フォーテック]の"The Hidden Camera"だ。 "Me & Mr Jones"はLuke Vibert[ルーク・ヴァイバート]がPLUG名…
今回取り上げているD'Angelo[ディアンジェロ]の1stアルバム「BROWN SUGAR」は1995年にリリースされた作品なのだが、この年辺りから筆者はそれまで頻繁に聴いてきたロックへの興味を急激に失い始めた。 1995年には、King of Drum 'n' BassことGoldie[ゴー…
筆者はこのブログのタイトルのとおり、主にロックを聴く音楽リスナーだが、それ以外のジャンルもけっこう聴くことが多く、中でもクラシックは大好きなジャンルなのだが知識については殆どゼロに近い。 初めてクラシックを聴いて「良いな」と感じたのは小学校…