#0169) SOUP / BLIND MELON 【1995年リリース】

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Shannon Hoon〔シャノン・フーン〕という名前を最初に見たのはGUNS N' ROSES〔ガンズ・アンド・ローゼズ〕が1991年に2枚同時リリースしたアルバム、「USE YOUR ILLUSION I」と「USE YOUR ILLUSION II」におけるAdditional Musicians(追加ミュージシャン)のクレジットだった。


この時点では、Shannon Hoonが、どういった素性のミュージシャンなのかは、さっぱり分からなかったのだが、上記2枚のアルバムの両方に収録されていたお気に入りの曲である"Don't Cry"にヴォーカリストとして参加しており、同曲のミュージック・ヴィデオでもW. Axl Rose〔W・アクセル・ローズ〕と一緒に歌っていたので、なんとなく気になってはいた。


余談だが、この"Don't Cry"という曲は使っているコードがAm、C、Dm、E、F、Gという具合に六つだけで出来ており、歌詞にも難しい単語が使われていないので、筆者が家で弾き語りの練習をするのによく使っていた曲でもある。


ただし、この曲も含めてGUNS N' ROSESの曲は半音下げチューニングが多いので、CDに合わせて弾き語りをするには当たり前だがギターも半音下げてチューニングする必要があり、それが少々面倒くさかった。


さて、その"Don't Cry"に参加していたShannon Hoonだが、彼の素性が分かるには、それほど時間は掛からなかった。


当時、毎月購入していた洋楽雑誌に近々BLIND MELON〔ブラインド・メロン〕というバンドがデビューするという記事が掲載されており、そのシンガーが"Don't Cry"に参加していたShannon Hoonだという情報が書かれていたからだ。


もちろん1stアルバム「BLIND MELON」を購入し、けっこう気に入って聴いていたのだが、このバンドの本当の凄さが分かったのは今回取り上げた2ndアルバム「SOUP」を聴いてからだ。


アルバムのオープニングで、いきなりディキシーランド・ジャズのような曲が鳴り、のっけから度肝を抜かれた。


そして、このアルバムに収録されている曲の底の深さに感服させられたのである。


1stアルバムでも米国のルーツ・ミュージックへの傾倒はあったのだが、この2ndアルバムの「SOUP」は1stの数段上を行っている。


残念ながらShannon Hoonが薬物によるオーヴァードースで死亡したため、バンドは解散を余儀なくされたが、そのまま活動を続けていれば更なるルーツ・ミュージックへの探訪を続けていたことだろう。