#0253) THE CLASSIC RECORDINGS / Blind Willie McTell 【2010年リリース】

 

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至福のひと時というのは人によって様々だと思うのだが、筆者にとっては休日の朝にブルースを聴いている時がそれにあたる。


平日は忙しいので音楽を聴くために確保できる時間は通勤電車の中くらいしかない。


通勤時間はdoor to doorで1時間くらいなのだが、出勤時は音楽よりも落語を聴いていることの方が多く、そうなると平日に音楽を聴く時間は退勤時の1時間くらいとなる。


それ故、休日はなるべく落ち着いて音楽を聴くようにしているのだが、どう言う訳か朝はブルースを聴きたくなることが多い。


これが、お昼間だとロックやポップやテクノを聴きたくなることが多く、晩にはジャズやクラシックを聴きたくなることが多い。


たぶん、自分のバイオリズムがそれらの音楽と一致するのだと思うのだが、とにかく休日の朝はブルースが聴きたくなるのである。


ただし、正確に言うと朝に聴きたくなるのは弾き語りスタイルのブルースであり、バンド・スタイルのブルースは晩に聴きたくなる。


今日は土曜日であり、筆者にとっては休日なのだが、やはりブルースを聴いている(もうお昼に近いし、この記事をアップする頃には午後になっていると思うが)。


今日、聴いているのはBlind Willie McTell〔ブラインド・ウィリー・マクテル〕のボックス・セット「THE CLASSIC RECORDINGS」だ。


Blind Willie McTellと言えば、このブログでは既に取り上げているBlind Lemon Jefferson〔ブラインド・レモン・ジェファーソン〕、Blind Blakeブラインド・ブレイク〕と並ぶ、盲目の3大ブルースマンの一人である。


Blind Willie McTellは12弦ギターの名手であり、その卓越したギター・テクニックを聴きたくなるのはもちろんなのだが、筆者はこの人の最大の魅力はその大らかでレイドバックしたヴォーカルだと思っている。


声のキーはわりと高い方だと思うのだが、聴く者に緊張感を全く与えない柔らかさがあり、休日の朝にこの人の歌声を聴くと、なんだかとてもリラックスできるのである。


実は、今週はやたらと忙しく、3~4時間くらいしか1日の睡眠時間を確保できなかった。


この状況は暫くの間続きそうなので、今はBlind Willie McTellを聴いてもう少しだけ至福の時間に浸ろうと思う。