#0275) BURNING TREE / BURNING TREE 【1990年リリース】

f:id:DesertOrchid:20200201120203j:plain

 

昨年、つまり、西暦2019年、日本は元号改元し平成から令和となった。


筆者は昭和生まれなので人生で三つ目の元号を迎えたわけである。


音楽鑑賞を趣味としている者にとって、昭和はレコードの時代、平成はそのレコードが廃れ急速にCDの時代となり、令和は既にCDは廃れ音楽配信サービスの時代となっている。


筆者の音楽の聴き方も完全に音楽配信サービスに依存する状態になった。


かつては1ヶ月に3~4枚ほどCDを買っていたが、今ではCDを殆ど買わなくなり、せいぜい1年に1~2枚くらいである。


物理的な録音媒体が手元に残らない音楽配信サービスに対し、最初は違和感を覚えていたのだが、実際に利用してみると、その手軽さには抗うことができず、今では完全に音楽配信サービスに頼り切った音楽鑑賞をしている毎日である。


思えばレコードが廃れ、CDが普及する時も、暫くはレコードに拘りを持っていたものの、一度CDの手軽さを知ってからは瞬く間にCD派に変わってしまった過去がある。


事程左様に人は易きに流れるものなのである。


音楽配信サービスといっても色々あるわけだが、筆者はAmazon Music Unlimitedを利用している。


Amazon Music Unlimitedを利用していて驚くのは、「こんなんまであんねや!」と思うほどマイナーなものもあれば、「なんでこれがないねん!」と思うほどメジャーなものがない場合もある。


今回取り上げたBURNING TREEの最初で最後のアルバム「BURNING TREE」は「こんなんまであんねや!」と思った方の作品である。


このアルバムは筆者が1990年のお気に入りアルバム・リストを作るなら確実に上位に入る作品であり、CREAM〔クリーム〕やTHE JIMI HENDRIX EXPERIENCE〔ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス〕の流れを汲む3ピース・ブルース・ロック・バンドによる極上の演奏が楽しめる1枚となっている。


しかし、これだけ質の高いアルバムを制作していたにも関わらずBURNING TREEは商業的な成功を得ることが出来なかった。


ヴォーカルとギターを担当していたMarc Ford〔マーク・フォード〕はTHE BLACK CROWES〔ザ・ブラック・クロウズ〕に加入することとなり、残念ながらバンドは早々に解散することとなる。