#0349で取り上げたPOISON IDEA〔ポイズン・アイディア〕はメンバーのヴィジュアルが衝撃的なバンドだったが、今回取り上げているDWARVES〔ドワーヴス〕も下の画像のとおり、なかなかパンチの効いたヴィジュアルである。
しかし、このバンドの場合、メンバーのヴィジュアルよりも、アルバム・カヴァーの方が更にパンチが効いてる。
今回取り上げている(たぶん)7thアルバムの「THE DWARVES MUST DIE」のアルバム・カヴァーは特に好きなのだが、以下のとおり、
BLOOD GUTS & PUSSY 【1990年リリース】
THE DWARVES ARE YOUNG AND GOOD LOOKING 【1997リリース】
COME CLEAN 【2000リリース】
THE DWARVES ARE BORN AGAIN 【2011リリース】
独特のセンスに溢れた秀逸なアルバム・カヴァーが多いのである。
ロック・バンドのアルバム・カヴァーと言えば、Roger Dean〔ロジャー・ディーン〕やHipgnosis〔ヒプノシス〕あたりが有名だ。
筆者もRoger DeanやHipgnosisが手掛けた芸術的なアルバム・カヴァーも大好きなのだが、誰が手掛けているのか分からないDWARVESのオトボケ感のある面白いアルバム・カヴァーにはどうにもこうにも魅かれて仕方がない。
DWARVESのアルバムを買う切っ掛けは、このアルバム・カヴァーに惹かれたからに他ならない。
所謂ジャケ買いだったので、これまた好きなバンドであるQUEENS OF THE STONE AGE〔クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ〕のベーシスト、Nick Oliveri〔ニック・オリヴェリ〕がDWARVESのメンバーだったことも後から知ったくらいだ。
筆者はDWARVESの全てのアルバムを聴いた訳ではないが、これまでに聴いたアルバムはどれも大した違いは無く、殆どの曲は1分以上3分未満で激しく駆け抜けるガレージ・パンクだ。
Nick Oliveriが居るからといって、QUEENS OF THE STONE AGEのようなストーナー・ロック的な重々しさやグルーヴィーなサイケ感は無い。
筆者は歌詞に関しては殆ど無関心な音楽リスナーなのだが、DWARVESはアルバム・カヴァーが面白いので歌詞を知りたい気分になっている。
もし、仮に歌詞が、しょーもない内容だったとしても、それ以降の筆者がDWARVESを嫌いになるようなことは多分ないような気がする。