筆者は自分のブログに「ロックン・ロール・プリズナーの憂鬱」というタイトルを付けているが、実はそれほどロックン・ロールをネタとして取り上げていない。
筆者がブログを始めた理由は、文を書く習慣を付け、文を書く練習をしたかったからだ。
筆者は仕事上、文書(文章ではない)を作成することが多い。
仕事をしている時間の三分の一は文書作成に充てられているような気がする。
そのような背景があり、「文を書く習慣を付けること」と「正しい文を書く練習」を目的としてこのブログを書き始めたのである。
それ故、三日坊主になることは避けたかった。
自分の好きなことをテーマにすれば永く続けられるのではないかと思い、ロックをテーマにしたのだが、書き始めてみると自分がロック以外の音楽も好きだったことに遅まきながら気付き、ロック以外の音楽を取り上げることが増えてしまい、結果的に「看板に偽りあり」のブログになってしまったのである。
実は1月に入ってから、ロックへの情熱を少しばかり失いかけている。
前回の記事で取り上げたのはドラムン・ベース、前々回の記事で取り上げたのはクラシックであり、ロックから離れてしまっている。
そろそろガツンとくるロックを聴いておかなければいけないような気がしたので、今日はGRAND FUNK RAILROAD[グランド・ファンク・レイルロード]の2ndアルバム「GRAND FUNK」を聴いている。
筆者にとっての「ガツンとくるロック」と言えば、反射的に思い浮かぶのは、英国ならDEEP PURPLE[ディープ・パープル]、米国ならGRAND FUNK RAILROAD(以下、GFR)なのである。
DEEP PURPLEは既に取り上げているので、今回はGFRを取り上げることにした。
阿保みたいなことを書いてしまうが、GFRを聴いていると「やっぱりロックはかっこえぇな~」と思えてくるのである。
多くの人がロックに対して持っている最大公約数的なイメージがGFRの奏でるロックなのではないだろうか。
ブルージーでありながら渋くなり過ぎず、カラッと激しいハード・ロックは「これがロックでないなら何がロックなんだ」と言えるくらい、実に正しいロックなのである。