Rock & Roll Prisonerの憂鬱

好きな音楽についての四方山話

#0433) ILLMATIC / Nas 【1994年リリース】

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今回取り上げているのは、Nas[ナズ]の1stアルバム「ILLMATIC」であり、ヒップ・ホップの歴史における名盤中の名盤である。


ちなみに、Nasのカタカナ表記はナスだったのだが、いつの頃からかナズに変わっている。


たぶん、英語の発音に近づけた場合、ナスではなく、ナズになるのではないだろうか?


まぁ、ナスだと野菜の茄子と同じなので、ナズと濁らせた方がカッコ良い。


話が完全に横道に逸れてしまったが、Nasの「ILLMATIC」と言えば、普段、ヒップ・ホップを聴かない人でも、その存在を知っているのではないだろうか?


普段、ヒップ・ホップを聴かない人、それは、正に筆者のことであり、筆者が日常的に聴く音楽はロックなのだが、「ILLMATIC」に関しては、1990年代にド嵌りしたアルバムなのである。


何故、ド嵌りしたのか?


それは、単純にサウンドがカッコ良いからだ。


何となく感じていることなのだが、「ヒップ・ホップを聴くならリリック(歌詞)を理解しなければ意味がない」という風潮があるような気がしている。


こんなことを書くと、真正のヒップ・ホップ・ファンからは、お叱りを受けるかもしれないが、筆者はヒップ・ホップのリリックに関しては殆ど興味が無い。


英語が苦手ということもあるのだが、筆者は、ヒップ・ホップのサウンドが好きなのである。


ラッパーの声も、曲を構成するサウンドの一部として聴いている。


例えば、ロックの場合、英語の歌詞を理解して曲を聴いている人など、1割もいないと思うし、それを、けしからんと言う人も殆どいないと思う。


ヒップ・ホップも、サウンドだけで楽しんでも良いのではないだろうか?


Nasの「ILLMATIC」は、とにかく、サウンドがカッコ良いアルバムなのである。


このアルバムのサウンドからは、ニューヨークという都会の匂いが漂ってくる。


そして、それと同時に、「都会の汚れ」が、このアルバムのサウンドからは聴こえてくるのである。