筆者は、ロックを中心に聴く音楽リスナーだが、クラシック音楽はロックよりも先に聴き始めている。
そもそも学校の音楽の授業でクラシック音楽のレコードを聴かされるので、だいたいの日本人ロック・リスナーは筆者と同じだろう。
筆者の場合、子供の頃に住んでいた家に膨大な枚数のレコードとステレオが置いてある部屋があり、その中に混ざっていたクラシック音楽のレコードを聴いたことが、クラシック音楽との出会いだった。
両親も、当時、同居していた祖父も、レコードを集めるような趣味はなかったので、その膨大なレコードが何処からきたのか不明なのだが、筆者の祖父の職業は「金貸し」だったので、たぶん、どこかの債務者から巻き上げてきたのではないかと今では思っている。
しかし、レコードなんかが借金の肩代わりになるとは思えないような気もするし、上述した推測も今となってはその真偽を確かめる術がない。
もし、推測が正しいなら、上述したレコードは業の深い品物なのだが、それが筆者をクラシック音楽好きにさせたことは事実なのである。
ロックは、自分の人生の中の一瞬において、燃え上がるように好きになった音楽なのだが、クラシック音楽への思いはそんな強烈なものではなく、すっと緩ぅ~く好きな感じだ。
今回は、そんなクラシック音楽の中で、特に好きな交響曲を3曲だけ選んだ。
クラシック音楽の中でも、ロマン派が特に好きなので、3分の2がロマン派の曲になった。
前回のジャズに続き、今回のクラシック音楽も門外漢なので、的外れな文章になっているはずだ。
そう言えば、筆者は、これまでの人生で、ロックが好きで、クラシック音楽も好きという人に殆ど会ったことがない。
何故なんだろう?
1曲目
| 曲名 | シューマン:交響曲第4番 |
|---|---|
| 指揮 | ヴィルヘルム・フルトヴェングラー |
| 演奏 | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
| 収録CD |
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| コメント | もし「生涯で聴いた回数の多い曲ランキング」を作るなら、確実に上位に入る曲であり、そしてやはり、この曲と言えばフルトヴェングラーなのである。 シューマンの曲は、内省的で人間の心の暗部を感じさせる曲が多いのだが、この曲は特にそれが顕著であり、始まった瞬間から尋常ならざるテンションなのである。 この曲の構成は、ちょっと掟破りな気もするのだが、そこがシューマンの魅力でもある。 |
2曲目
| 曲名 | ハイドン:交響曲第104番 |
|---|---|
| 指揮 | ヘルベルト・フォン・カラヤン |
| 演奏 | ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 |
| 収録CD |
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| コメント | この時代の音楽家は、自分がお仕えいる貴族に向けて曲を書いて演奏する時代であり、とりわけハイドンの曲はマナーが良く、いかにも貴族好みだ。 この曲は、とくに印象的なメロディーがあるわけではないのだが、聴いているといつの間にかグイグイと引き込まれていく。 そして、個人的にハイドンとカラヤンは相性が良いと感じている(一般的にはどう評価されているのだろう?)。 |
3曲目
| 曲名 | マーラー:交響曲第9番 |
|---|---|
| 指揮 | レナード・バーンスタイン |
| 演奏 | ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 |
| 収録CD |
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| コメント | この曲は、交響曲の中でも、かなり上位に入る人気曲なのではないだろうか? マーラーの生涯における最後の交響曲であり、まさにそれに相応しいドラマティックな構成を持つ人生その壮大さを描いたような曲だ。 「この曲は、この指揮者」という組み合わせは多々あるが、「マーラーの交響曲第9番は、バーンスタイン」という組み合わせは鉄板中の鉄板だ。 |


