Rock'n'Roll Prisoner's Melancholy

好きな音楽についての四方山話

#0483) 好きな日本人シンガー(3)Fayray

Fayray [フェイレイ]

origin: 東京都


竹内結子が目当てで見始めたドラマ『Friends』で偶然に聴いた "tears" という曲があまりにも印象的だった。

 ドラマの内容は殆ど憶えてないのだが、"tears" を聴いたときの「なんて美しいバラードなんだろう」という衝撃は今も鮮明に憶えている。

 当然、その後の調べで "tears" が Fayray というシンガーソングライターの曲であることを知ったのだが、彼女のプロフィールにも驚き、そして興味を持った。

 4歳からクラシック・ピアノを習い始め、帰国子女で英語が達者、ミス立教という美貌を持ち、頭が良くて、曲が書けて歌詞も書ける。

 「天は二物を与えず」という諺があるが、世の中には二物どころか全てを持っている人がいるんだなと、何だか羨ましくなったものである。

 筆者が Fayray を見付けた頃、つまり、"tears" という曲を知った頃は西暦2000年だ。

 西暦2000年というと、その当時の筆者は30代に入り、最も仕事が激務だった頃であり、おまけに離婚直後だった。

 ただ、筆者だけが激務だったわけではなく、資本主義社会における企業という営利組織の中で働くビジネスマンは、まともに仕事をしているのであれば誰しもが激務だ。

 企業どうしの自由競争というものは、言い方を変えれば「武器を使わない戦争」であり、我々ビジネスマンは、その最前線で戦う兵士だ。

 と、こう書くと何だかカッコいい感じになってしまうが、実際には無様なくらい泥臭く、毎日が必死のパッチなのである。

 資本主義社会の企業に与する人間にとって、揺るぎない正しさとは「より多くの売り上げを稼ぐ」ことであり、筆者のような技術者の場合、技術力でそれに貢献することだ。

 当時の筆者は今以上に新しい技術力を得ることに貪欲であり、出勤や退勤の電車の中では常に資格取得の勉強をしていた(今も似たようなものだが...)。

 もし、古い技術にしがみついたり、或いは、新しい技術に対応することができなくなったらどうなるかというと、会社を去ることになる。

 もちろん、会社側から社員の解雇を行うためには法律上の正当性が必要になるので、会社側が社員の解雇を行うことはない。

 ただ、腕を磨くことを怠った技術者に対しては、会社に居ずらい空気が徐々に作られてゆくため、自ら辞めざるをえなくなるのである。

 中には泣きながら辞めていった人もいたが、自己の研鑽を怠ったことによる自己責任であり、明日は我が身なので、彼らのことを気の毒だと思うことは全くなかった。

 そんな殺伐とした世界に一番ドップリと浸かっていたのが30代であり、そのときに出会ったのが Fayray の "tears" だったのである。

Fayray の書く曲と歌詞、そして彼女の声には癒しの効果がある。

 殺伐とした世界でビクともぜずに仕事をしているつもりでも、やはりそこは生身に人間であり、気付かないうちに疲弊しているのである。

 そんなときは Fayray の曲を聴くことで当時の筆者は癒されていた。

 当時の筆者は京都から大坂まで door to door で1時間半くらいかけて通勤していたのだが、退勤時は帰宅してから Fayray の曲を聴くのが楽しみだった(ちなみに当時の筆者は、音楽はステレオで聴くものという固定概念があり、ウォークマンなどで聴くことに否定的だった)。

 今回、これを書くにあたり、久々に Fayray の全てのアルバムを聴き直してみたのだが、駄作なしの名盤ばかりであることをあらためて再認識した。

 これを書いている2025年現在、7thアルバム「寝ても醒めても」が Fayray の最後のアルバムだ。

 2006年からニューヨークに在住し、彼の地を活動拠点としているため、この先、Fayray が日本で音源をリリースしてくれることはなさそうだ。

Fayray の音楽が好きなリスナーとしては少々残念なのだが、帰国子女である彼女にとっては、日本よりもニューヨークの方が音楽創作の場所として魅力的なのだろう。


CRAVING [クレイヴィング]

 1st studio album
 released: 1999/05/26
 label: アンティノスレコード
 producer: 浅倉大介

収録曲
No. タイトル 作詞 作曲 編曲
1 in four〜Love Always, Fayray Fayray
2 太陽のグラヴィティー 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介
3 NEON TETRA 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介
4 Daydream Café 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介
5 PURE WHITE 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介
6 Same night, Same face 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介
7 YURA・YURA〜Vibration 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介/ブラス・アレンジ: 数原晋
8 UNTOUCHABLE GIRLS 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介
9 Powder Veil 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介
10 Craving Fayray Fayray, 浅倉大介 浅倉大介
11 Daydream Café (DA MIX) 井上秋緒 浅倉大介 浅倉大介

[comment]
Fayray の1stアルバムは、彼女のディスコグラフィーの中でも一際異彩を放っている。
Fayray が楽曲制作に関与している曲は、全11曲中わずか2曲であり、プロデュースには全く関与していない。
 殆どの楽曲制作を「作詞=井上秋緒」、「作曲/編曲/プロデュース=浅倉大介」というコンビ(つまり T.M.Revolutionの 楽曲制作コンビ)が担当している。
 いわゆる、当時流行っていた「ヒット曲を量産できるプロデューサーとヴィジュアルのいけてる女性シンガーを組ませたデスクトップ・ミュージック」という感じであり、Fayrayら しさは薄い。
 アルバム・カヴァーのデザイン、衣装、ヘアスタイルも制作スタッフから「押し付けられてる感満載」であり、けして彼女の好みではないはずだ。
 上述のとおり、Fayray らしさの薄いアルバムであり、彼女にとっては黒歴史なのかもしれないが、筆者はこのアルバムがけっこう好きだ。
 何故なら、このアルバムのために用意してもらった制作スタッフや関連企業のために、一生懸命に努力している彼女の姿が美しいからだ。
 そして、このアルバムでの Fayray は、頑張って可愛い声を作って歌っており、この声は次作以降では聴けなくなるので、その点においても貴重なアルバムだ。


EVER AFTER [エヴァー・アフター]

 2nd studio album
 released: 2000/09/06
 label: アンティノスレコード
 producer: Fayray

収録曲
No. タイトル 作詞 作曲 編曲
1 give it back Fayray Fayray 野崎貴郎
2 No,never (album version) Fayray Fayray 野崎貴郎
3 その愛のかたち Fayray Fayray 野崎貴郎
4 All I Want,All I Need Fayray Fayray 野崎貴郎
5 If,I Fayray Fayray 五十嵐宏治
6 tears Fayray Fayray 野崎貴郎
7 見て Fayray Fayray 野崎貴郎
8 約束 Fayray Fayray 五十嵐宏治
9 Shane Fayray Fayray 野崎貴郎
10 My Heart Belongs To Daddy Cole Porter Cole Porter 五十嵐宏治
11 MY EYES Fayray Fayray 野崎貴郎

[comment]
 筆者が Fayray を知ったのは、本アルバム収録の "tears" だった。
 "tears" は、2000年に放送された浜田雅功が主演したドラマ『Friends』の主題歌としてタイアップされた曲であり、筆者を含めて多くの人がこの曲で Fayray を見付けたのである。
 初めて聴いたとき「なんて美しいバラードなんだろう」と衝撃を受けたことが鮮明に記憶に残っている。
 一見するとクールに見える Fayray だが、"tears" の歌詞を見てみると、好きになった男性のことを一途に想い続ける可愛い女性であることが分る。
 "tears"以外も名曲ぞろいで、捨て曲無しの名盤だ。
 CM のタイアップが付いた "MY EYES" はラテンっぽい軽快な曲で、Fayray の新しい面を見ることができ、カヴァー曲の "My Heart Belongs To Daddy" は、他の人のカヴァーも聴いたことがあるのだが、アレンジも歌唱も Fayray が一番だ。
井上秋緒浅倉大介の楽曲制作チームから離れ、本作では Fayray が作詞・作曲・プロデュースを行っている。
 彼女は、これが自分の1stアルバムだと思っているのではないだろうか?


genuine [ジェニュイン]

 3rd studio album
 released: 2001/0718
 label: アンティノスレコード
 producer: Fayray, 佐橋佳幸

収録曲
No. タイトル 作詞 作曲 編曲
1 Walk on Fayray Fayray 佐橋佳幸
2 Baby if, Fayray Fayray 佐橋佳幸
3 US Fayray Fayray 佐橋佳幸
4 faith Fayray Fayray 佐橋佳幸
5 sugar Fayray Fayray 佐橋佳幸
6 genuine:j-girl suite Fayray Fayray 佐橋佳幸
7 I'll save you Fayray Fayray 佐橋佳幸
8 同じ瞳 Fayray Fayray 佐橋佳幸
9 better days Fayray Fayray 佐橋佳幸

Bonus tracks

  1. RaptureBlondieのカヴァー, 作詞/作曲: Debbie Harry, Chris Stein, Remix: 森俊彦)

[comment]
 前作の2ndアルバムから Fayray 自身の作詞・作曲・プロデュースとなり、制作の大部分を自分でコントロールできるようになった。
 2ndは、セールス面では1stに少し及ばなかったものの、"tears" の大ヒットにより彼女への注目が集まり、その勢いもあって、この3rdアルバムは全てのアルバム中、最も売れたアルバムとなった。
 本作収録の "Baby if," も浜田雅功のドラマ『明日があるさ』の主題歌としてタイアップされたバラードだ。
 浜田からの引きがあったのか、或いはドラマの制作スタッフから「"tears" みたいな曲で...」という要望があったのかは不明だが、若干「二匹目のどじょう」っぽさを感じるものの、良い曲であることは確かだ。
 前作よりもさらにオシャレ感が増しており、聴取者ターゲットは20代~30代の、今でいう意識高い系女子なのだろう。
 "I'll save you" はカネボウ化粧品「KATE」の CM ソングになり、CM には Fayray 本人も出演しているのだが、曲、映像、Fayrayの美しさ が三位一体となり、息を呑むような美麗な CM だった。
 余談だが、昔から日本の化粧品の CM は曲・映像ともに名作が多い。


白い花

 4th studio album
 released: 2003/02/19
 label: avex trax
 producer: Fayray, KANONJI

収録曲
No. タイトル 作詞 作曲 編曲
1 即興曲Op.1 〜しろいはな〜 Fayray
2 好きだなんて言えない Fayray Fayray 徳永暁人
3 白い花 Fayray Fayray 寺地秀行, 窪田博之
4 Over (album version) Fayray Fayray 大賀好修
5 悲しい自由 Fayray Fayray 大賀好修
6 Baby if, (album version) Fayray Fayray 古井弘人
7 別々の帰り道 Fayray Fayray 小澤正澄
8 君だけのメロディー Fayray Fayray 池田大介
9 stay (album version) Fayray Fayray 尾城九龍
10 Remember (album version) Fayray Fayray 小林哲
11 touch me, kiss me Fayray Fayray 徳永暁人
12 tears (album version) Fayray Fayray 徳永暁人

Bonus tracks

  1. Over (album version) 〜Instrumental〜
  2. Remember (album version) 〜Instrumental〜
  3. stay (album version) 〜Instrumental〜
  4. touch me, kiss me 〜Instrumental〜

[comment]
 前作から引き続き、意識高い系女子をターゲットにしてつつ、自己のアーティスト性を前面に押し出しており、相変わらずの名盤だ。
 "即興曲Op.1 〜しろいはな〜" での Fayray によるピアノ演奏から、"好きだなんて言えない" への流れは、このアルバムのオープニングとして完璧である。
 売り上げでは若干前作に及ばなかったものの、チャートではオリコン6位を記録しており、これは Fayray のアルバムの中では最高位である。
 このアルバム収録されている "好きだなんて言えない" と "Over" はドラマとのタイアップ、"touch me, kiss me" は映画とのタイアップ、"Remember" は横浜国際女子駅伝のイメージソング、さらに、"Over" と "stay" はカネボウ化粧品「KATE」の CM ソングであり、Fayray がミュージシャンとして、タレントとして最も売れていた時期にリリースされたアルバムだ。
 楽曲的には、これまでで最もアート性が高いのだが、歌詞はこれまでどおり、女子らしい恋愛観や、それに対して傷つくことへの不安を綴ったものが多い。
Fayray のシャープなヴィジュアルと、その外見とは異なる女の子っぽい可愛い歌詞のギャップは彼女の大きな魅力だ。


HOURGLASS [アワーグラス]

 5th studio album
 released: 2004/10/27
 label: R and C
 producer: Fayray, KANONJI

収録曲
No. タイトル 作詞 作曲 編曲
1 first time Fayray Fayray 林正樹
2 願い Fayray Fayray 小林哲
3 最初で最後の恋 Fayray Fayray 小澤正澄
4 feel Fayray Fayray 高橋圭一
5 樅の木-樹の組曲- Jean Sibelius
6 白い二月 Fayray Fayray 小林哲
7 Fayray Fayray 寺地秀行, 窪田博之
8 look into my eyes Fayray Fayray 徳永暁人
9 living without you Fayray Fayray 林正樹
10 口づけ Fayray Fayray 小林哲
11 愛しても愛し足りない Fayray Fayray 葉山たけし
12 名前 Fayray Fayray

[comment]
 前作以上にアート性が高く、その分、大衆性が後退したアルバムだ。
 たぶん、デビュー以降、商業的な成功という結果を出してきたことにより、音楽制作面におけるイニシアティブの多くを握れるようになったのではないだろうか?
 ソングライターとしての Fayray の才能が存分に発揮されており、どの曲も制作するにあたり、かなり時間をかけて設計~構築されているように思える。
 収録曲の多くがピアノとアコースティック・ギターを中心に据えたスローテンポの曲なので、アルバム全体がグレースケールなイメージで覆われている。
 このアルバムにもドラマとのタイアップ曲が多く収録されているのだが、狙った感がなく、純粋に良い曲だから使われた感じがする(実際には事務所の営業力が大きいと思うが)。
 アルバムの前半と後半を分ける幕間的に入るシベリウスの "樅の木-樹の組曲" は Fayray 自身によるピアノ演奏なのだが、これがこのアルバムのイメージと合っていて、かつ、メチャメチャ上手い。


COVERS [カヴァーズ]

 cover album
 released: 2005/06/08
 label: R and C
 producer: Fayray, Dougie Bowne

収録曲
No. タイトル オリジナル・アーティスト
1 Heaven the Psychedelic Furs [ザ・サイケデリック・ファーズ]
2 Dreams Fleetwood Mac [フリートウッド・マック]
3 Angel Jimi Hendrix [ジミ・ヘンドリックス]
4 The First Time Ever I Saw Your Face Roberta Flack [ロバータ・フラック]
5 I Wanna Be Free the Monkees [ザ・モンキーズ]
6 Tiny Dancer Elton John [エルトン・ジョン]
7 This Is Love PJ Harvey [PJ ハーヴェイ]
8 Moonchild King Crimson [キング・クリムゾン]
9 I Believe In You Neil Young [ニール・ヤング]
10 The Wind Cat Stevens [キャット・スティーヴンス]

[comment]
 全曲洋楽のカヴァーによるアルバムだ。
 筆者がしっかり聴いたことのあるアーティストは the Psychedelic FursKing Crimson くらいだ。
 "Dreams" というタイトルだけを見たときは、「えっ、Allman Brothers Band の曲やん。でも Fayray のイメージに合わんやん!」と思ったのだが、スティーヴィー・ニックス作曲による Fleetwood Mac の曲だった。
 自作の英語の歌詞を歌うときもそうなのだが、この人は帰国子女であり、日本に戻ってきた当時は英語の方が達者で、日本語の方が苦手だった人なので、英語での歌唱に不自然さがない。
 米国に住んでいた頃、親が聴いていた70年代から80年代の洋楽が、彼女の音楽的ルーツらしいのだが、確かにこのアルバムの選曲も彼女の世代では通常は聴かないような曲が多い。
 彼女がリアルタイムで聴いたのはPJ ハーヴェイくらいだろう。
 前作 HOURGLASS は、たぶん楽曲制作に神経をすり減らしたアルバムだと思うので、本作のような息抜き的なアルバムが必要だったのではないだろうか?


光と影

 6th studio album
 released: 2006/01/25
 label: R and C
 producer: Fayray, Dougie Bowne

収録曲
No. タイトル 作詞 作曲 編曲
1 Home Fayray Fayray  
2 Pain Fayray Fayray  
3 Close your eyes Fayray Fayray  
4 Nostalgia Fayray Fayray, Marc Ribot, Dougie Bowne  
5 光と影 Fayray Fayray  
6 Fayray Fayray  
7 Spotlight Fayray Fayray  
8 Shame Fayray Fayray, Marc Ribot, Dougie Bowne  
9 Angel Fayray Fayray  
10 愛燦燦 小椋佳 小椋佳  

[comment]
 オリジナル・アルバムとしての前作「HOURGLASS」を聴いたときに「もしかしたら、今後は音楽の方向性を変えるのではないだろうか?」と思ったのだが、予想どおりとなった。
 1曲目が始まった瞬間、思い浮かべたのが「アニマルズ (Animals)」、「ザ・ウォール (The Wall)」、「ファイナル・カット (The Final Cut )」、つまり、ロジャー・ウォーターズの意向が強く反映されていた時期のピンク・フロイド [Pink Floyd] だ。
 いわゆる超絶テクニックで攻めるタイプのプログレではなく、抒情的な演奏で精神世界を描くタイプのプログレである。
Fayrayピンク・フロイドを意識したわけではないと思うのだが、自分の音楽を純粋に突き詰めていったら結果的にそうなったのだろう。
 変ったのは音楽性だけではなく、歌詞も大きく変っている。
 心の内面をえぐるような、重く内省的な歌詞になった。
 音楽的には非常に優れたアルバムなのだが、大ヒット・シングルの "tears" で彼女を見付けた J-POP ファンにとっては、ついていくのが辛いアルバムだと思う。
 "愛燦燦" のカヴァーは、たぶんレコード会社からの要望だと思うのだが、これはいらなかった。


寝ても醒めても

 7th studio album
 released: 2009/01/14
 label: R and C
 producer: Fayray, Rusty Santos

収録曲
No. タイトル 作詞 作曲 編曲
1 序曲 Fayray Fayray, Rusty Santos
2 るらら Fayray Fayray Fayray, Rusty Santos
3 流れ星 Fayray Fayray Fayray, Rusty Santos
4 さよなら Fayray Fayray Fayray, Rusty Santos
5 陽の当たる海 Fayray, Rusty Santos Fayray, Rusty Santos
6 By The Fire Fayray Fayray, Rusty Santos Fayray, Rusty Santos
7 寝ても醒めても Fayray Fayray Fayray, Rusty Santos
8 愛のリズム Fayray Fayray, Rusty Santos
9 いいな Fayray Fayray Fayray, Rusty Santos
10 Lullaby Rusty Santos Rusty Santos Fayray, Rusty Santos
11 ruby Fayray Fayray Fayray, Rusty Santos

Bonus tracks

  1. ゼロ(作詞:Fayray, 作曲: Fayray, 編曲: Fayray, Dowgie Bowne)
  2. ひとりよりふたり(作詞:Fayray, 作曲: Fayray, 編曲: Fayray, Dowgie Bowne)

[comment]
 予想はしていたのだが「うぅ~ん、とうとうここまで来てしまったか...」という感じのアルバムだ。
 誤解のないよう、先んじて言っておきたいのは、音楽的なクオリティーはこれまでのアルバムの中で、ぶっちぎりのトップであるということだ。
 歌詞についても、悲しい言葉を使ってはいるものの、全体としてはポジティヴな印象となるように組み立てられている。
 個人的には、このアルバムを買ってから、しばらくの間、毎日聴き続け、とにかくこのアルバムを聴いてからでなければ眠れない日が続いた。
 しかし、インストゥルメンタルを3曲も含む、このアンビエントで少々前衛的なアコースティック・フォークを、かつて J-POP シンガーの Fayray が好きだったファンに与えるのは酷というものだろう。
 前作と本作については、Fayray ではなく、異なるアーティスト名でリリースした方が良かったのではないかと思う。