#0179) PORK SODA / PRIMUS 【1993年リリース】

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ベースが聴きたくて再生するアルバムがある。


例えば、GUNS N' ROSESの「APPETITE FOR DESTRUCTION」は、Duff McKagan〔ダフ・マッケイガン〕の弾くベースだけをアルバムの最初から最後まで耳で追いかけている時がある。


以前、ブログ仲間の人と、彼のブログのコメント欄で、「好きなベーシストTop5」的な談義をして盛り上がったことがある。


その時の談義で、「ロック・バンドの演奏において、ベースは重要な楽器である」という話になり、これがけっこう盛り上がった。

grunge69jun.hatenablog.com

 

 

「なんだ、その面白くない談義は」と言われる方も多いと思うのだが、実はロック・バンドにとって、花形楽器のギターよりもベースの方が大切なのである。


ロック・バンドでは、フロントの演奏をギターではなく鍵盤がリードする曲も多いし、間奏のソロをギターではなく管楽器(特にサックス)で演奏する曲も多い。


そもそも、ギターが全く入ってないバンド演奏の曲はあるが、ベースの全く入ってないバンド演奏の曲は少ない。


ベースの役割とは、ドラムが刻むビート(リズム)の隙間を繋ぐように、大抵の場合は単音のフレーズによるリズムを入れることなので(この説明は正しいのか?間違ってたなら修正して頂きたく)、ベースが無いとリズムがスカスカで締まらなくなるのである。


「ベースが無いのにカッコ良いバンド演奏の曲は?」と問われた時に、筆者が思いつくのはPRINCE & THE REVOLUTION〔プリンス&ザ・レヴォリューション〕の"When Doves Cry"くらいだ。


ことほど左様にベースとはロック・バンドにとって大切な楽器であり、前置きが長くなったが、ここで漸く登場するのが今回取り上げるPRIMUS〔プライマス〕というバンドだ。


このバンドはトリオであり、ギター、ベース、ドラムスの全てがテクニシャン揃いなのだが、特にLes Claypool〔レス・クレイプール〕のベースが凄い。


基本的にはスラップを多用する人なのだが、それ以外にも色々なテクニックを繰り出しおり、どうやって弾いているのか凄すぎてよく分からない。


しかも、それを歌いながらやってしまうのだ。


どのアルバムも超絶テクなのだが、今回は特に好きな3rdアルバム「PORK SODA」を挙げておく。