2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
筆者はバブル経済の頃に10代を過ごした世代だ。 バブル経済でイメージするものと言えば、「DCブランド」、「外資系企業」、「NTT株の高騰」、「ゆるい就活」、「地上げ」等、今思い出してもなかなかの狂気が錯綜する時代だった。 世界に目を向けると「米ソの…
今までに生で聴いたことのあるロック・バンドのシンガーの中で最も歌が上手いと感じたのは、JOURNEYのSteve Perry〔スティーヴ・ペリー〕だ。 この人は、音程、声量、表現力、どれを取っても完璧だと思う。 JOURNEYのライヴを観たのはロックを聴き始めの頃だ…
筆者はロック・リスナーなので、ヒップ・ホップに関しては、それほど積極的に聴いてきた訳ではない。 しかし、筆者のように1980年代初頭からロックを聴き始めたロック・リスナーにとって、ヒップ・ホップというのは、どうにも避けて通ることの出来ない刺激的…
#0173で取り上げたJohn Coltrane〔ジョン・コルトレーン〕と並ぶテナー・サックスのレジェンドと言えば、Sonny Rollins〔ソニー・ロリンズ〕であることに異論を唱える人はいないだろう。 誰の台詞かは忘れたのだが、サクソフォーンがジャズにおける花形楽器…
諸説あるが、今回取り上げるTHE MOODY BLUES〔ザ・ムーディー・ブルース〕の2ndアルバム「DAYS OF FUTURE PASSED」は最初のプログレッシヴ・ロックのアルバムと言われている。 このアルバムは1967年のリリースである。 同年にリリースされたロックのアルバム…
「今、この世に存在するロックン・ロール・バンドは三つだけだ。それは、RAMONES〔ラモーンズ〕とAC/DC〔エーシー・ディーシー〕とMOTORHEAD〔モーターヘッド〕だ」と言ったのはRAMONESのJoey Ramone〔ジョーイ・ラモーン〕だったような気がする。 この発言…
前回(#0179)に続き、今回もベースとは縁の深いアーティストを取り上げることにする。 女性メンバーを一人含むロック・バンドの場合、彼女たちはベースを担当することが多い。 有名どころでは、TALKING HEADS〔トーキング・ヘッズ〕、SONIC YOUTH〔ソニック…
ベースが聴きたくて再生するアルバムがある。 例えば、GUNS N' ROSESの「APPETITE FOR DESTRUCTION」は、Duff McKagan〔ダフ・マッケイガン〕の弾くベースだけをアルバムの最初から最後まで耳で追いかけている時がある。 以前、ブログ仲間の人と、彼のブログ…
#0176でJoe Cocker〔ジョー・コッカー〕を取り上げた時に「40歳を過ぎた頃からブルー・アイド・ソウル系の男性ソロ・シンガーを聴く回数が増えた」と書いた。 今回取り上げるSIMPLY RED〔シンプリー・レッド〕もバンドの体裁をとってはいるものの、殆どMick …
今回はSTEVE STEVENS ATOMIC PLAYBOYS〔スティーヴ・スティーヴンス・アトミック・プレイボーイズ〕の1stアルバムにして、2019年3月現在においては唯一のアルバムである「ATOMIC PLAYBOYS」を取り上げてみる。 と、書いてはみたものの、Wikipediaを見ると現…
自分が歳をとってから(40歳を過ぎた頃くらいから)、頻繁に聴くようになった音楽のジャンルがある。 その一つがブルー・アイド・ソウル系の男性ソロ・シンガーだ。 例えば、Frankie Miller〔フランキー・ミラー〕やJess Roden〔ジェス・ローデン〕は、40歳…
洋楽を聴き始めた最初の5年くらいが最も貪欲にレコードを聴き漁っていた。 洋楽雑誌、或いは、テレビやラジオの洋楽番組を欠かさずにチェックし、次に聴くべきアーティストを日々探していたのだ。 時には、思いがけず、洋楽雑誌や洋楽番組意外から情報を得る…
初めてヒップ・ホップのアルバム買ったのは1980年代で、RUN-DMC〔ラン・ディーエムシー〕の「RAISING HELL」(1986年)とBEASTIE BOYS〔ビースティ・ボーイズ〕の「LICENSED TO ILL」(1986年)だった。 RUN-DMC はAEROSMITH〔エアロスミス〕と共演した"Walk…
ロック・リスナーである筆者がジャズを聴くようになった切っ掛けは、#0043でThelonious Monk〔セロニアス・モンク〕を取り上げた時に書いた通り、とある地方都市(関東地方)に長期出張していた頃に、ふらりと入ったジャズ喫茶に通うようになってからだ。 そ…
PROCOL HARUM〔プロコル・ハルム〕と言えば、やはり、大ヒットしたデビュー・シングルの"A Whiter Shade Of Pale"(邦題:"青い影")ということになるのだろう。 筆者もロックを聴き始めた頃、この曲がどうしても聴きたかったのだが、当時、既にリリースから…
ロックが好きでAC/DC〔エーシー・ディーシー〕が嫌いな奴なんていない...なんて言うのは嘘で、人の好みは十人十色、ロックは好きだけどAC/DCは好きじゃないという人がいてもそれは当たり前の話だ。 しかし、ロック・バンドのライヴ会場に行った時にAC/DC…