2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧
米国のバンドでありながら、米国式綴りのColorではなく英国式綴りのColourを使っているのは何故なのだろうか。 LIVING COLOUR〔リヴィング・カラー〕がロック・シーン登場した時に最も気になったのがそこだった。 その理由は結局のところ今でも判らない。 黒…
1970年代に名盤と言われるアルバムを数多く制作していたアーティストが1980年代になってMTVを意識すると、どうにも今一つ刺激の無いアルバムを制作してしまうことがある。 例えば、筆者にとってのそれはDavid Bowie〔デヴィッド・ボウイ〕だったりStevie Wo…
THE SUPERSUCKERS〔ザ・スーパーサッカーズ〕のWebサイトにアクセスすると『The greatest rock'n'roll band in the world』という文字が目に飛び込んでくる。 そして、MOTORHEAD〔モーターヘッド〕のLemmy〔レミー〕が贈った『If you don't like the Supersu…
スウェーデンを代表するアーティストと言えば、筆者の場合、先ず思い浮かぶのはABBAだ。 しかし、今回取り上げるTHE CARDIGANS〔ザ・カーディガンズ〕もそれに匹敵するくらいの存在だと言っても言い過ぎではないだろう。 筆者にとってもTHE CARDIGANS は199…
THE LEMONHEADS〔ザ・レモンヘッズ〕は3rdアルバム「LICK」の頃まではバンドとしての体裁を成していたが、今回取り上げる6thアルバム「COME ON FEEL THE LEMONHEADS」の頃にはEvan Dando〔イヴァン・ダンド〕のソロ・プロジェクトに限りなく近い状態になって…
#0068でMANSUN〔マンサン〕の1stアルバム「ATTACK OF THE GREY LANTERN」を取り上げた時に、「今(2018年現在)でも聴くブリットポップのアーティストはGENE〔ジーン〕、MARION〔マリオン〕、MANSUNくらいだ」と書いたので、今日はその中の一つ、MARIONの2nd…
前回取り上げたのはRufus Wainwright〔ルーファス・ウェインライト〕、今回取り上げるのはSLAYER〔スレイヤー〕。 自分でも自分の音楽の趣味が判らなくなるくらい節操が無くて恥ずかしい。 こんな無節操な書き方をしていたら両アーティストのファンからお叱…
Rufus Wainwright〔ルーファス・ウェインライト〕が今回取り上げた彼の1stアルバム「RUFUS WAINWRIGHT」でデビューした頃、Loudon Wainwright III〔ラウドン・ウェインライトIII〕の息子という紹介のされ方をしていたが、筆者はLoudon Wainwright IIIという…
筆者が10代の頃、回り居た(主にバイト先の)歳上世代のロック・ファンがほぼ共通して好きだったバンドが、DEEP PURPLE〔ディープ・パープル〕、RAINBOW〔レインボー〕、ZZ TOP〔ジー・ジー・トップ〕、そして、LYNYRD SKYNYRD〔レーナード・スキナード〕だ…
今回取り上げるのはMASSIVE ATTACK〔マッシヴ・アタック〕の2ndアルバム「PROTECTION」。 筆者が初めて聴いたMASSIVE ATTACKのアルバムだ。 音楽シーンに与えた衝撃や影響の大きさでは1stアルバム「BLUE LINES」の方が上だろう。 また、世界規模での成功の大…
先週、#0071でTHE SEERSの「PSYCH OUT」を取り上げたときに、「永年に渡り聴いている大好きなバンドであるにも関わらずTHE SEERSというバンドの素性が殆ど判らない」という旨の文を書いたが、今回取り上げる24-7 SPYZ〔トゥエンティ・フォー・セヴン・スパ…