2020-01-01から1年間の記事一覧
#0368で取り上げたFRANKIE GOES TO HOLLYWOOD[フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド]は、1983の後半にデビューし、翌年の1984年にかけて、英国でセンセーショナルなヒットを連発していたが、今回取り上げているBRONSKI BEAT[ブロンスキ・ビート]も1984…
#0367でVOW WOW[ヴァウワウ]を取り上げた時に、「1980年代当時、海外で活動しながら、一定以上の評価を得ていた日本のロック・バンドと言えば、LOUDNESS[ラウドネス]と、VOW WOWの二組だけだったのではないだろうか」と書いた。 このブログを書いている2…
#0366でRick Springfield[リック・スプリングフィールド]の「BEAUTIFUL FEELINGS」を取り上げた時に「このアルバムはロックを聴き始めた人が聴くのにちょうど良い」と書いた。 「BEAUTIFUL FEELINGS」に限らず1980年代にリリースされたRick Springfieldの…
12月に入ってからはヒップ・ポップとクラウトロックを聴き続けていたのだが、今週からはサザン・ロック、というよりは、サザン・メタルを聴くことが多くなった。 今回取り上げているCORROSION OF CONFORMITY[コロージョン・オブ・コンフォーミティ]はハー…
昨日はヒップ・ポップを取り上げたが、今日はクラウトロックを取り上げている。 何故なら、12月以降、筆者の聴く音楽のジャンルが、その二つに集中しているからだ。 今回取り上げているのは、1968年にドイツ(当時は西ドイツ)のミュンヘンで結成されたAMON …
最近はヒップ・ホップを聴くことが多い。 今回取り上げているN.W.A[エヌ・ダブリュ・エー]は、米国カリフォルニア州コンプトン出身のヒップ・ホップ・グループであり、西海岸ヒップ・ポップのレジェンドである。 そして、Ice-T[アイス・ティー]と並ぶギ…
筆者が初めてリアルタイムで聴いたDavid Bowie[デヴィッド・ボウイ]のアルバムは「LET'S DANCE」であり、このアルバムのリリースは1983年なので、たぶん翌年には聴いていると思う。 当時、ロック初心者の筆者が好んで聴いていたのは、SPANDAU BALLET[スパ…
中1で洋楽を聴き始め、齢50を超える2020年の今日までロックを聴いてきた筆者だが、パンクにはそれほど深く傾倒してこなかった。 そんな筆者だが、初めて聴いたロックのレコードは同級生のH君が貸してくれたSEX PISTOLS[セックス・ピストルズ]のコンピレー…
筆者は2000年以降、仕事から受ける負荷により生活の仕方が大きく変わったので、2000年以降に登場したロックを積極的に聴いてこなかったのだが、最近は2000年以降に登場したロックを掘り起こして楽しんでいることを何時ぞやの記事に書いた。 今回取り上げてい…
今回取り上げているDANZIG[ダンジグ]は、米国ニュージャージー出身のホラー・パンク・バンド、MISFITS[ミスフィッツ]のシンガーだったGlenn Danzig[グレン・ダンジグ]を中心に結成されたバンドである(Glenn DanzigはMISFITSとDANZIGの間にSAMHAIN[サ…
今回は英国リヴァプール出身のFRANKIE GOES TO HOLLYWOOD[フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド]が、1984年にリリースした1stアルバムの「WELCOME TO THE PLEASUREDOME」を取り上げている。 FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD(長いので以下FGTH)は、このアルバ…
このブログを書いている2020年現在では、BABYMETAL[ベビーメタル]やDIR EN GREY[ディル・アン・グレイ]等、世界規模でのツアーを行い、海外からも高い評価を得ている日本のロック・バンドが数多く存在する。 そんな現状を、1980年代からロックを聴き始め…
筆者の仕事は土日祝が休み、所謂カレンダーどおりの休みである(土曜日が休みなのはカレンダーどおりとは言わないのか?)。 土日祝が休みなのでブログを書くのは週に2回、土日だけと決めており、昨日11/15 (日)もブログを書く予定だったが書けなかった。 …
今回取り上げているのは、RAGING SLAB[レイジング・スラブ]が1989年にリリースしたセルフタイトルのメジャー・デビュー・アルバムだ。 ニューヨーク(以下、NY)のバンドだが、ジャンルとしてはサザン・ロック、或いは、サザン・メタルに該当する。 筆者は…
今回取り上げているASH RA TEMPEL[アシュ・ラ・テンペル]は1970年に西ドイツの西ベルリンで結成されたバンドだ(この時代のドイツにはわざわざ「西」と付けなければならないところが歴史のややこしさである)。 ドイツという国は、19世紀に帝政による近代…
1980年代初期にロックから洋楽を聴き始めた筆者がヒップ・ホップに対して持っている感情は「敗北感」である。 ロックを聴き始めた頃は、英国のニューロマンティックや米国のLAメタル(グラム・メタル)から始まり、色んなジャンルのロックを節操なく聴き漁っ…
今回取り上げるのはBryan Ferry[ブライアン・フェリー]の6thアルバム「BOYS AND GIRLS」である。 Bryan FerryはROXY MUSIC[ロキシー・ミュージック]として1982年にリリースした「AVALON」でソフィスティ・ポップの頂点を極め、ROXY MUSICを解散させた(…
ニューヨーク・パンクの象徴と言えば、やはりRAMONES[ラモーンズ]なのだろうか?確かにRAMONESは最高だ。 人によってはTHE VELVET UNDERGROUND[ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド]やNEW YORK DOLLS[ニューヨーク・ドールズ]の名を上げるかもしれ…
今回取り上げるのは英国のインディー・ポップ・デュオ、THE TING TINGS〔ザ・ティン・ティンズ〕である。 THE TING TINGSという語感は英語のネイティヴ・スピーカーにはどう聞こえるのだろう? 英語を話すことも聞き取ることもできない日本人の筆者には"テ…
#0349で取り上げたPOISON IDEA〔ポイズン・アイディア〕はメンバーのヴィジュアルが衝撃的なバンドだったが、今回取り上げているDWARVES〔ドワーヴス〕も下の画像のとおり、なかなかパンチの効いたヴィジュアルである。 しかし、このバンドの場合、メンバー…
今回は英国のニュー・ウェイヴ・バンド、THE BOLSHOI〔ザ・ボルショイ〕が1986年にリリースした1stアルバム「FRIENDS」を取り上げているのだが、筆者はブリットポップ・ムーヴメントの後期に登場したお気に入りのバンド、MANSUN〔マンサン〕が1997年にリリ…
米国のグラム・メタル・バンドであるWINGER〔ウィンガー〕が1988年にリリースしたセルフタイトルのデビュー・アルバムを聴いた時の印象は「洗練されとるなぁ」だった。 WINGERと同じ時期の米国のグラム・メタルとしては、前年の1987年にはGUNS N' ROSES〔ガ…
ロック・バンドにおける担当パートの中でもギタリストという人達は「生まれながらのロックン・ローラー」が多いような気がする。 これは、もしかすると、Keith Richards〔キース・リチャーズ〕、Johnny Thunders〔ジョニー・サンダース〕、Michael Schenker…
米国南部は保守的な土地柄だと聞くことがあるが、実際のところはどうなのだろうか? 筆者は米国には行ったことがないのだが(正確には米国領の島には行ったことがある)、米国南部発祥のサザン・ロックが大好きなので上記の件にはけっこう興味があったりする…
今回取り上げているMARILYN MANSON〔マリリン・マンソン〕の2ndアルバムのリリース情報が日本の洋楽雑誌に出始めた頃、そのタイトルが「ANTICHRIST SUPERSTAR」だという記事を見てドキッとした記憶がある。 その理由は、国家元首であり行政府の長である大統…
人類の歴史において、17世紀から19世紀は偉大な音楽家を輩出した時代だ。 17世紀のヴィヴァルディ、バッハ、18世紀のハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、19世紀のシューマン、ショパン等、何となく思いつくままにざっと書いてみたが、この時代の音楽家…
今回取り上げているFOREIGNER〔フォリナー〕は、#0302で取り上げたSTYX〔スティクス〕、#0312で取り上げたJOURNEY〔ジャーニー〕、#0342で取り上げたASIA〔エイジア〕等と並び、日本では産業ロックと呼ばれることがあり、インディー・ロックやオルタナティヴ…
最も好きなロック・バンドは? こう訊かれた時に「THE DOGS D'AMOUR〔ザ・ドッグス・ダムール〕です」と答える筆者にとって、とても興味深い記事が音楽雑誌BURRN!の2019年9月号に掲載されていた。 その興味深い記事とは「LAメタルの真実」という連載におけ…
筆者は時々このブログで「2000年以降に登場した若いロック・バンドやアーティスト対してなかなか興味が持てない」と書くことがあったが、最近はちょっと考え方が変わってきた。 筆者は1969年生れなので、2000年といえば31歳になった年である。 30代になった…
ロック史上、最も巨漢なバンドは多分POISON IDEA〔ポイズン・アイディア〕だろう。 下に貼ったPOISON IDEAのグループ写真を見ると、メンバーの5分の3がブタだということに驚かされる。 筆者も中年以降、なかなか立派な太鼓腹のブタになってきたのだが、残念…