2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
今回はNIRVANA〔ニルヴァーナ〕の3rdアルバム「IN UTERO」を取り上げることにする。 正直なところNIRVANAやKurt Cobain〔カート・コバーン〕を取り上げるのは気が重い。 筆者はハード・ロック/ヘヴィ・メタルを好んで聴くので、NIRVANAのようなグランジ/オル…
このブログではSPANDAU BALLET〔スパンダー・バレエ〕、DURAN DURAN〔デュラン・デュラン〕、CULTURE CLUB〔カルチャー・クラブ〕、KAJAGOOGOO〔カジャグーグー〕、ABC〔エービーシー〕等、かつてニュー・ロマンティックと呼ばれたアーティストを取り上げて…
1980年代初頭に英国で興ったNew Wave Of British Heavy Metal(以下、NWOBHM)の四天王はIRON MAIDEN〔アイアン・メイデン〕、DEF LEPPARD〔デフ・レパード〕、GIRL〔ガール〕、WILD HORSES〔ワイルド・ホーシズ〕ということになっているらしい。 しかし、N…
ロック史におけるギタリストの最高峰はJimi Hendrix〔ジミ・ヘンドリックス〕であり、それはこの先どんなギタリストが登場しても変わることがないだろう。 Jimi Hendrixが不動の最高峰である理由は、27歳という若さでこの世を去ったというくだらない理由で…
1990年前後の英国におけるロックのトレンドと言えば、先ずはTHE STONE ROSES〔ザ・ストーン・ローゼズ〕やHAPPY MONDAYS〔ハッピー・マンデーズ〕等によって生み出されたロックとダンスを融合させた享楽的なムーヴメント、「マッドチェスター」ということに…
米国におけるインダストリアル・メタルは1980年代中期にMINISTRY〔ミニストリー〕が開拓者となり、1980年代後期から1990年代初期にかけてNINE INCH NAILS〔ナイン・インチ・ネイルズ〕が確立させた後、MARILYN MANSON〔マリリン・マンソン〕、WHITE ZOMBIE…
RAGE AGAINST THE MACHINE〔レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン〕やLIMP BIZKIT〔リンプ・ビズキット〕が売れたことにより1990年代にはラップ・メタルというジャンルが確立したが、そのルーツは何だろうかと考えた場合、やはり、スラッシュ・メタル・バンド…
今回取り上げているJobriath〔ジョブライアス〕の1stアルバム「JOBRIATH」は、SILVERHEAD〔シルヴァーヘッド〕2ndのアルバム「16 AND SAVAGED」と並び、筆者が最も高い金額を支払って買った中古レコードである。 どちらが高かったかは憶えていないが、いずれ…
このブログのタイトルは「ロックン・ロール・プリズナーの憂鬱」なのだが、実際にはロックン・ロール・バンドをあまり取り上げていない。 何故このような状態になったのかと言えば、取り上げたいロックン・ロール・バンドがあまりにもマイナーなため、ブログ…
今回取り上げているSIXPENCE NONE THE RICHER〔シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー〕のアルバムで聴いたことがあるのは2枚のみ。 3rdアルバム「SIXPENCE NONE THE RICHER」と、今回取り上げている4thアルバム「DIVINE DISCONTENT」だ。 何故この2枚のみを…
1990年代初期に勃発したグランジ/オルタナティヴ・ムーヴメントからは実に個性的な音楽を聴かせてくれるバンドが数多く登場した。 筆者はこのムーヴメントが勃発していた頃、「次はどんなバンドが登場すんのやろ」とワクワクしながら洋楽雑誌をめくりながら…
筆者は中学生になった頃(1980年代初期)から洋楽ロックを聴き始め、それを拗らせて現在(2020年)に至るのだが、そもそもどういう経緯で洋楽ロックを聴き始めたのかと言うと、それは同級生のお兄さんやお姉さんからの影響である。 例えばO君のお兄さんから…
WILD HORSES〔ワイルド・ホーシズ〕というバンド名はTHE ROLLING STONES〔ザ・ローリング・ストーンズ〕が1971年にリリースしたアルバム、「STICKY FINGERS」の収録曲である"Wild Horses"から取られているのだろうか? WILD HORSESとは「野生の馬」という意…
今回取り上げているIMPELLITTERI〔インペリテリ〕の1stアルバム「STAND IN LINE」は、筆者が学生時代(約30年前)にバイト先で知り合ったU君に教えてもらった1枚だ。 筆者とU君はお互いにロック・ファンということもあり、さほど時間をかけずに仲良くなれた…
昨年、つまり、西暦2019年、日本は元号を改元し平成から令和となった。 筆者は昭和生まれなので人生で三つ目の元号を迎えたわけである。 音楽鑑賞を趣味としている者にとって、昭和はレコードの時代、平成はそのレコードが廃れ急速にCDの時代となり、令和は…
今回取り上げているTHE YOUNG GODS〔ザ・ヤング・ゴッズ〕はスイスのインダストリアル・ロック系アーティストだ。 スイスという国名から筆者が連想するのは永世中立国であるということ、そして、世界的な航空機・軍需企業のSAAB〔サーブ〕および同社が開発し…