#0194) THE FAT OF THE LAND / THE PRODIGY 【1997年リリース】

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THE PRODIGY〔ザ・プロディジー〕のMC、ヴォーカル、ダンサーとして活躍したKeith Flint〔キース・フリント〕が2019年3月4日に他界していたことを最近になって知った。


この10年ほど音楽雑誌を買わなくなり、インターネットから積極的に情報を収集するタイプでもないので、こういった情報を知るのが遅れる傾向にある。


Keith Flintと言えば、THE PRODIGYのグループ写真の中で否が応でも最初に目に入ってくるメンバーであり、電撃ネットワークの南部虎弾を彷彿とさせる奇抜なルックスは1990年代以降の英国を代表するポップ・スターだったと言えるだろう。


死因は自殺と断定されたそうだが、とにかく残念で仕方がないし、本当にそれ以外の道は無かったのかなって思ってしまう。


STONE TEMPLE PILOTS〔ストーン・テンプル・パイロッツ〕のScott Weiland〔スコット・ウェイランド〕が他界して以降、毎年、好きだったミュージシャンが若くして自殺したり、ドラッグのオーヴァードーズにより他界したりというニュースを聞いているような気がする(ドラッグのオーヴァードーズも緩やかな自殺と言えるだろう)。


実は、昨年、筆者の身近な人物も自殺をし、何ともやり切れない気分になった。


頼むから生きてくれと願いたい。


ドラッグのような馬鹿なことは止めてほしい。


カッコ悪くても、無様でもいいから、とにかく生きていてほしい。


筆者は自殺なんて絶対に認めたくないし、美化したくもないから、THE PRODIGYのKeith Flintに対し、哀悼の意を述べるつもりはない。


ただし、素晴らしい音楽をこの世に生み出してくれたことには感謝したい(THE PRODIGYの音楽面での核はLiam Howlett〔リアム・ハウレット〕であり、Keith Flintの音楽面でのインプットは少ないのかもしれないが)。


今回取り上げたTHE PRODIGYの3rdアルバム「THE FAT OF THE LAND」は、筆者がテクノやエレクトロニカに傾倒し始めた頃に愛聴した作品だ。


このアルバムがリリースされた1990年代後半あたりから、筆者は新しく出てくるロック・バンドに魅力を感じることが少なくなったのだが、「THE FAT OF THE LAND」を聴いた時に、ロック以外でもこんなにも刺激的な音楽があるなら大丈夫だと思わせてくれた一枚なのである。