Rock & Roll Prisonerの憂鬱

好きな音楽についての四方山話

#0397) GLOW / REEF 【1997年リリース】

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真偽のほどは定かでは無いが、今回取り上げるREEF[リーフ]というバンドの名前は、あの英国ブルース・ロックの最高峰であるFREE[フリー]のアナグラムだという話を何かの記事で読んだ記憶がある。


英語の場合はREEFのFを先頭に移動させるとFREEとなり、日本語の場合でもリーフのフを先頭に移動させるとフリーになるので面白い。


上述したとおり真偽のほどは定かでは無いのだが、筆者は、なぞなぞ、クイズ、パズル、数独、暗号など、頭を捻らされるものが大好きなので、こういう話を知ると、そのバンドに対して俄然興味が湧いてくる。


REEFは英国のバンドであり、1995年に1stアルバムの「REPLENISH」をリリースしている。


1995年の英国と言えばブリットポップ・ムーヴメントの後半だ。


2021年3月現在における、英語版WikipediaREEFのページを見ると、Genres欄にBritpopと書いてあるのだが、個人的には「えっ、こんなんまでブリットポップなん?」と感じており、実際のところ、このバンドの音楽性はファンキーなブルース・ロックであり、ブリットポップの要素は無いと思っている。


筆者は最もブリットポップらしいバンドはMENSWEAR[メンズウェア]だと思っているのだが、MENSWEARからREEFにはちょっと繋がらない(この記事を書くにあたっての下調べで気付いたのだが、MENSWEARの1stアルバム「NUISANCE」も1995年にリリースされている)。


正直なところ、REEFの1stアルバム「REPLENISH」はそれほど印象に残らないアルバムだった。


Paul Wellerポール・ウェラー]、SOUNDGARDENサウンドガーデン]等、筆者の好きなアーティストの前座を務めたという記事を当時の洋楽雑誌で読んだことによりREEFに興味を持ち、「REPLENISH」を買うに至ったのだが、こういうファンキーな曲をやるにはヴォーカルの線が細くてガツンとくるものが無かったのだ。


それ以降、REEFのことは忘れてしまったのだが、2000年代も後半に入ってから動画サイトで "Place Your Hands"という曲を聴き、「シンガー、変わったんちゃうん?」と思えるくらいヴォーカルが逞しなっており、この曲が収録されている2ndアルバムの「GLOW」を買ったところ、これがもう1stとは比較にならないほどガツンとくる図太くてファンキーなブルース・ロックに変わっていたのだ。


この時代の英国のバンドで、これほど「へなちょこ感」の無いバンドは珍しいのである。