ロックン・ロール・プリズナーの憂鬱

好きな音楽についての四方山話

#0400) ELIZA DOOLITTLE / Eliza Doolittle 【2010年リリース】

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筆者は女性ミュージシャンが好きだ。


最初に好きになった女性ミュージシャンはKate Bushケイト・ブッシュ]であり、自分の中では彼女を頂点としつつ、この歳になるまで色々な女性ミュージシャンを聴いてきた。


どの女性ミュージシャンを聴いても常に感じることと言えば、これは当たり前のことかもしれないが、男である自分とは全く異なる感性で創作活動を行っているなということだ。


今回取り上げているのは、英国・ロンドン、ウェストミンスター出身、Eliza Doolittle[イライザ・ドゥーリトル]が2010年にリリースしたセルフタイトルのデビュー・アルバムだ。


先ほど「自分の中ではKate Bushが頂点」と書いたのだが、Kate Bushは1980年代後半以降、極端に寡作になってしまったので、実のところ現在ではKate Bushへの興味が薄れてしまっている。


そうすると、次から次へと登場してくる若くて生きの良い女性アーティストに興味が移ってしまうのは仕方のないことだ。


筆者の場合、女性アーティストは、先ず、容姿に興味を持ち、それが切っ掛けでそのアーティストの曲を聴いてみるケースが殆どだ。


しかし、Eliza Doolittleを知った切っ掛けは、偶然ラジオで聴いた彼女の"Skinny Genes"であり、分かり易く言えば、筆者にしては珍しく、「顔」切っ掛けではなく、「曲」切っ掛けで聴き始めた女性アーティストなのだ。


ただし、その後、彼女の容姿を見てからは曲と共に容姿のファンにもなった。


Eliza Doolittleの"Skinny Genes"を初めて聴いた時、とにかく声が素晴らしいなと思った。


声の特徴を言葉に置き換えて伝えるのは難しいのだが、彼女の声は少し低めのシルキーヴォイスであり、1960年代に活躍したモータウンの女性シンガーのような感触がある。


ただし、単なる懐古趣味なのかと言えば、そうではなく、現代っ子らしいモダンなセンスも随所に感じられるとことが良い。


惜しむらくは、Eliza Doolittleも、かなり寡作なアーティストだということであり、2010年にデビュー・アルバムをリリースして以降、この記事を書いている2021年3月現在までにリリースしているアルバムはたったの3枚だ。


世の中の人々は必死で毎日を忙しく働いているのだから、ミュージシャンも1年に1枚はアルバムをリリースして欲しいものである。